繊細な筆致で圧倒的な美しさを放つ植物画を描き、「花のラファエロ」または「バラのレンブラント」とも称される宮廷画家、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ。
彼の回りにいたのは、フランス王妃 マリー・アントワネットや、ナポレオン皇妃 ジョゼフィーヌといった人々でした。革命前後の激動の時代に、どのように作品は生まれたのか――。本イベントでは、『宮廷画家ルドゥーテとバラの物語』(青幻舎)の著者、中村美砂子氏が、ルドゥーテ作品をより深く味わうためのエッセンスを紹介。バラを愛する文筆家のBABI氏をゲストに迎えてトークします。
会場では、貴重なルドゥーテの原画を展示するほか、オリジナルグッズも多数販売致します。
登壇者 プロフィール
中村美砂子(なかむらみさこ)
東京都出身。ハウステンボス在職中、企画・広報などの仕事で、バラのイベントやルドゥーテ展に関わり、その世界に魅了される。2015年5月、ルドゥーテの作品を広く知ってもらうために設立された一般社団法人日本ルドゥーテ協会にて副代表理事を務める。
ゲスト:BABI(バビ)
英米・ヴィクトリア朝の児童文学に造詣が深い文筆家。近代日本と近代ヨーロッパの比較文学・文化の分野にも精通し、日本文学を専門とした事典や辞書の編纂にも数多く関わる。国内外のバラ園を訪ねるバラ愛好家でもある。
MC:三橋利江(みはしとしえ)
編集ライター。女性向けのファッションや文化、動物のジャンルを中心に雑誌、書籍などの企画、編集などを手がける。
本書ほか、宝島社MOOK「Redouté~マリー・アントワネット、ジョゼフィーヌが愛した宮延画家ルドゥーテの描いた美しき薔薇の世界」などをはじめ各書でバラの企画を担当。
書籍紹介
『宮廷画家ルドゥーテとバラの物語』
著者:中村美砂子
監修:コノサーズ・コレクション東京
ISBN:978-4-86152-633-6
本体価格:1500円
(内容紹介)
宮廷画家ルドゥーテの描いたバラが紐解く美しき世界 “花のラファエロ”または”バラのレンブラント”とも称されているルドゥーテの代表作「バラ図譜」や「美花選」を中心に82点を収録。 ルドゥーテ自身とその作品が描かれた時代背景、 そして氏をとりまく人々、マリー・アントワネット、ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌなどとの物語を織り交ぜながら作品を紹介する。 ルドゥーテ作品を鑑賞する新たなスタイルの1冊。
【日時】 |
2018年5月13日(日)14:00~(開場13:45~) |
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【会場】 |
書籍館4階イベントスペース |
【参加方法】 |
書籍館3階レジにて参加券500円を販売いたします 参加券のご予約は、お電話でも承ります 受付電話番号 |
【サイン会について】 |
トークイベントの後にサイン会を行います 対象書籍 ※対象書籍のお持込はご遠慮ください |
【その他】 |
・会場内は自由席です(ご入場は開場時刻に間に合った方の中で参加券の番号順となります) |