三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

「北大の先生が選んだ本」第27弾更新しました!

掲載日:2022年5月22日

三省堂書店札幌店と北海道大学出版会様とのコラボレーションコーナーが第27回目の更新を迎えました。

第27弾は、旭川大学経済学部教授で、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員の大野成樹先生をお迎え致しまして、

『繰り返される金融危機―その背景と政策対応』というテーマでお送り致します。

 

今回もその中から3点ほど、大野先生にご選書頂いた商品をコメントとともにご紹介致します。

 

●『ロシアにおける金融と経済成長:政策効果と金融市場に関する実証分析』

大野成樹 著 北海道大学出版会 発行 本体価格:6,200円

 

計画経済から市場経済へと移行したロシア―プーチン体制下の2000年頃以降の金融と成長とはいかなる関係にあったか、為替・金融政策はどのようなものであったか、石油・天然ガス資源の存在は何をもたらしたか。その実態を計量的実証的に明らかにする。

 

●『錬金術の終わり:貨幣、銀行、世界経済の未来』

マーヴィン・キング 著 遠藤真美 訳 日本経済新聞出版 発行 本体価格:3,200円

 

2008年世界金融危機の収束に尽力した元イングランド銀行総裁である著者は、分析の中で、従来の金融制度のままでは必ず危機が再来すると警告している。では、迫り来る危機に対処する手段として、金融の量的緩和政策は十分なのか? 危機を回避する金融システムを構築することは可能なのか? 著者の見解をご一読いただきたい。

 

●『中央銀行:セントラルバンカーの経験した39年』

白川方明 著 東洋経済新報社 発行 本体価格:4,500円

 

本書は、第30代日本銀行総裁を務めた著者の言わば「回顧録」である。白川総裁の在任時には、2008年世界金融危機、2010年から深刻化した欧州債務危機、2011年の東日本大震災が起こるなど、激動の5年間であった。総裁には、不確実な状況においてもリアルタイムの「決定」が求められる。では、民主主義社会の中で中央銀行はどのように行動するべきなのだろうか? 本書はその議論に必要な材料を提供し、問題を提起する。

 

他にも大野先生には多数ご選書頂きました。是非、当店の売場にてご覧下さい。

 

次回は夏ごろ更新予定です!!今後の企画にご期待下さい。