掲載日:2016年3月1日
[Books]
書籍館2階の企画編集棚・tanakanataのテーマが変わりました!
惑いの本棚、です。
生きていると、「惑うこと」の連続です。
生き方、働き方、食べ方、住まい方…他にもいろいろ。
私たちは毎日何かに惑っています。(私だけではないですよね?)
そんな迷える私たちにとって導きの光となってくれる…!かもしれない本を集めました。
例えば、生きる、ということについて。
おすすめは、写真中央に写っている「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか」(最相葉月さん/ポプラ社)。
生涯を賭けるほどのテーマを見つけることができて、
それをいかなる時も自分の中に持ち続けることがでたら、
きっと「生きる」ことにたいする迷いなどなくなってしまうのだろうな。
生きる、ときってもきれない惑いといえば、死ぬということ。
薄いブルーの表紙がきれいな「砂浜に坐り込んだ船」(池澤夏樹さん/新潮社)は、
生者と死者との間に流れる時間を描いた短編小説集です。
担当としてはぜひ多くの方に読んでいただきたい一冊ということで、
いい場所に置かせていただきました。
その他にも、衣食住や働くこと、恋愛することについてをテーマにした棚もあります。
ぜひ一度、お立ち寄りください。
あなたの「惑い」をすっと溶かしてしまう運命の一冊が見つかるかもしれません。
担当H